Cherry-pick職人の朝は早い。
彼がシェルを起動するのは夜が白み始める前、コードを書いていた最後のプログラマが眠りについてエディタが空白文字で満たされる頃だ。「この時間帯に一番生きのいいcommitが取れるんですよ。お互いケンカも少ない」職人はほほえみつつ、見事なマウスさばきでlogからハッシュをコピーペーストしてcherry-pickを繰り返す。「rebase -i?ありゃあダメだね。エディタの匂いがついちまう:wq」職人のNo Newline at End of Fileを見つめる目はやさしい。
Cherry-pick職人は、丹精を込めてbranchに並べたcommitたちをrequest-pullしていちにちを終える。「Pull Requestの方が早いんじゃないかって?あれもダメだ。不自由なソフトウェアが絡んでるし、足が4本しかない」と愚痴をこぼす。職人ならではのこだわりが感じられる瞬間だ。