前職ではコードは資産であった。前世紀から受け継がれたメモリ管理ライブラリにはオンボードメモリ管理の名残りも残っていたりもしたけど、丁寧にコードレビューされ、常にメンテナンスされ、コンパイラやglibcの更新に伴なって書き直され、徐々に新しい技術も取り込まれて、という具合にその開発はある意味rubyの開発とも似ていた。
今仕事で書いているコードは資産というよりフローで、ともすると負債でもあるなという感じがしている。パッケージソフトとサービスという違いや、利用している技術スタックの違いからくるものかなと思う。