「自由ソフトウェア」は利用者の自由とコミュニティを尊重するソフトウェアを意味します。おおよそで言うと、そのソフトウェアを、実行、コピー、配布、研究、変更、改良する自由を利用者が有することを意味します。ですから、「自由ソフトウェア」は自由の問題であり、値段の問題ではありません。この考え方を理解するには、「ビール飲み放題(free beer)」ではなく「言論の自由(free speech)」を考えてください。わたしたちは無償の意味ではないことを示すのに時々、「自由」を表すフランス語あるいはスペイン語の言葉を借りて「リブレソフトウェア」と呼びます。
自由ソフトウェアのコピーを手に入れるのにお金を払った方もいるかも知れませんし、コピーを無料で手に入れた方もいるでしょう。しかしどのようにしてご自分のコピーを手に入れたかには関係なく、あなたにはいつでもソフトウェアをコピーし変更する自由があるのです。その自由には、コピーを売る自由すら含まれます。
https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html