Paul Grahamの会社のLispで書かれた飛行機予約システムを稼働させながらデバッグしたという話をどこかで読んだ気がしたんだけど見つけられない #おっさんのジャンク記憶 。もしかしたら「ハッカーと画家」とかかしら…。
> アメリカの航空券のチケットのオンライン予約システムで Orbitz って所が使ってるエンジンが Lisp で書かれていまして。あそこの強みは、他の先行していたオンライン予約システムよりも、探索範囲がものすごく広いんですね。アメリカは航空会社が多いですし、hub 空港も多いですから、西海岸から東海岸へ飛ぶのに、全ての経路を見るのは膨大な作業なわけですよね。そういう膨大なネットワークをサーバ上の Lisp でオンメモリで作っておいて、リーズナブルな時間で検索して、最低料金を出す、といったような。
というエピソードは見つけました。
OOエンジニアの輪! ~ 第 21 回 川合史朗 さんの巻 ~ | オブジェクトの広場 (2003年)
https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/others/OORing/interview21.html
Lispが動的の件はこちらもおもしろい。ちょっと体験してみたい。
> 私は『Final Fantasy: The Spirits Within』の全体の進行を manage するデータベースの管理を任されてまして、それを Lisp で書いていたんです。Lisp ベースの OODB を使って。… 基本は Lisp のオブジェクトを作ると、それが persistent になるんです。普通にオブジェクトとしてアクセスできるんです。で、何が強かったかというと、まず普通のオブジェクトなんで many to many の関係が全部リンクで持っている、と。それから、相互のポインタが全部、内部で manage されていたんで、integrity に気を遣わなくていいこと。もうひとつ、CLOS の機能なんですけど、インスタンスのクラスを実行中に変えられるんですね。クラスの再定義が出来まして、古いクラスから新しいクラスへの変換メソッドを書いといてやると、そのインスタンスがアクセスされた時に、その変換メソッドが走って、インスタンスが update されるんです。
OOエンジニアの輪! ~ 第 21 回 川合史朗 さんの巻 ~ | オブジェクトの広場
https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/others/OORing/interview21.html
@another ありがとうございます!! Viawebをデバグするはなしだったかもしれません…