IPFSには永続性は無いよね
@zundan@mastodon.zunda.ninja ノードごとにピンすることでそのコンテンツのキャッシュ切れを起こさせないことができるので今と同じくらいの永続性はあると思うんだけど。
@tacumi 「ノードごとにピン」がどういう動作なのか理解できないくらいに勉強不足で申し訳ないのですが、コンテンツの永続性などNFTの謳っている利点のほとんどがブロックチェーン単体では実現できないのはなかなか理解しづらいと感じてます
@zundan@mastodon.zunda.ninja IPFSはファイルシステムで、そのファイルにアクセスするとアクセスしたクライアント側にもファイルが一定期間キャッシュされて、そのキャッシュされたファイルも他の人に共有可能な状態となります。一定期間でキャッシュされたファイルは削除されるのですが、その削除対象とならないようにピン留めすることが可能です。配信者がそのファイルをピン留めし続ける限りファイルが消えることはないです。また、IPFSはファイルのハッシュ値を元にURIを決定するため、ファイルの差し替えなども起こらないことが予想できます。
@tacumi ありがとうございます!内容のハッシュがファイル名になるので普通に言うURLと比べてファイルの差し替えが起こりにくいのは理解できます。が、ファイルが消えにくくするために配信者がピン留めする必要があるということは、詐欺師が消えてしまう内容のNFTを作成できてしまう可能性をNFTの仕組みのみでは防げていないと思います。
@zundan@mastodon.zunda.ninja
なにもピン留めは配信者だけができるというわけでもなく、他のノードもピン留めできるのでバックアップ的な用途としても可能かと思います。
NFTの中にそのURIが埋め込まれているのであれば、ファイルへのアクセスは発生していると考えられますし、ネットワーク上のどこかに生きているのでは?(あまりにふんわりした希望的観測)
@tacumi なるほどなるほど。でもそれくらいの堅牢性ならブロックチェーンがなくても確保できますよね…。
@zundan@mastodon.zunda.ninja おそらくIPFSの強みは複数人が同じファイルキャッシュを持っており、そのファイルにハッシュを利用してアクセスできるという部分なので大元のファイル配信サーバが落ちていたりブロックされていたりしても誰かがそれをキャッシュしていればアクセスできるという部分が強いのではないかなと。
改竄に対する堅牢性はファイルの指定方法で保ち、ファイル自体の削除はネットワーク全体のキャッシュで保つのがIPFSだと思います。
まぁ、ブロックチェーンなくても良くね?というのはわからなくもないですが。
https://ipfs.io/ が私のIPFSに対する理解の大元なので参考までに。
@tacumi はい!IPFSの堅牢性についての理解は僕もできてると思います。NFTがそれを利用するのに誰かがアクセスし続けなければならないのなら、NFTとしてIPFSの堅牢性を利用できていることにはならないのではないかと思います。
@zundan@mastodon.zunda.ninja
確かにそこが問題ですよねー。
どうやってファイルの存在を保持し続けてんだろ。
個人が公開するならローカルノードにピン留めすればいいんだけど、みんながみんなそんなことするわけないしなー。
@tacumi はい。なのでNFTについて言われている優位性はほとんど無意味で、
> NFT は巷間で言われる「デジタルデータの資産化」ではなく、マーケットプレイスでの取引の集積の上に成り立つある種のゲームに見立てるべきであるように思う
https://okapies.hateblo.jp/entry/2022/01/30/193604
と理解するのがいまのところしっくりと感じてしまいます。