ぼくはまだ暗号通貨以外でのブロックチェーンの有用さを理解できていないのでだれかおちえてほちい。暗号通貨で非中央集権でブロックチェーンの正当性が保てるのはCPUがんがん使ってチェーンをつなぐことで他の参加ノードがproof of workを検証することができるからよね。Proof of workが不要なチェーンではコンソーシアムがシークレットを配ってチェーンへの書き込み権限を与えないといけないので中央集権にする必要があるんだけど、それなら単一のデータベースにAPI経由で書き込むのとあまり変わらないというのが僕の理解だか誤解だか。
@zundan 手元にデータベースの複製が残るから改竄に強くなるとかあるのでは (しらんけど)
@lo48576 ブロックチェーンが無くてもAPで署名を一緒にコピーしてまわれば後から検証できるようになるような気がするです…
@zundan たとえば複数ノードからの承認でコミット成功するみたいなモデルとかも、中央サーバが不正をする余地がない、あるいはクライアントが検知できる不正の範囲が完全な中央集権 DB よりも広そうという感覚があります
@lo48576 Proof of workが必要なチェーンなら誰でも承認ノードになってハッシュ値を検証して承認することができるんだけど、そうではないチェーンだと承認をできるかどうかを何かのシークレットを知っているかどうかで決めないといけないので、中央集権的なシークレットの配布元が必要になると理解しています。いっぽう、公開鍵さえ信頼できる経路で入手することができれば(それはそれで難しいんだけど)、不正の検知は電子署名のみで必要十分で、ブロックチェーンがないと実現できないわけではないと思ってます。
@zundan たとえば中央サーバへの侵入があったとき、従来の DB では署名へのアクセスを取得されてしまえば改竄を検知することは原理的に困難になりますが、プライベートチェーンでは参加ノード一覧にも分散管理されているデータと同程度の改竄耐性を期待して良さそうなので、これはメリットではないかなと
@lo48576 あー、なるほど。不正侵入まで考慮するとなると、なんというか、もっと詳細まで立ち入らないとなんとも言えない感じだと思います。
@zundan そもそもブロックチェーンって信頼を中央にまとめないための仕組みなので、中央が完全に信頼できるという前提ならあまり検討の余地がなさそうという気がするんですよね
@lo48576 はい。なのでProof of workが必要でチェーンをつなぐのに金が必要なもの以外のブロックチェーンの存在意義が理解できていません。
@zundan@mastodon.zunda.ninja @lo48576@mastodon.cardina1.red gitもブロックチェーンに近い構造で変更保持してるよ
@lo48576 @tacumi 「全権を持つ管理者が存在できない」というのがわかりませんでした。ごめんなさい。
ビザンチン将軍問題に関して
は、Proof of workが必要でチェーンをつなぐことで対価が期待できる場合には、参加ノードが経済的合理性に従って行動することが期待できるし乗っ取りをするのに多くの資金が必要なことから、参加ノードの多くがまともなことが期待できる(それでもフォークが起きたりする)のに対して、参加に資金が必要ではないチェーンについては誰かがノードの参加の可否を恣意的に判断しなきゃいけないと理解していて、その判断基準をもたないといけないということによって、中央集権的にしかチェーンを運用できないと考えています。
@zundan 全権を持つ管理者が存在できないというのは価値だと思います。たとえば複数の対等な組織間で DB を持つ場合などは。